9.11

アメリカ同時多発テロ事件から5年たちました。早いものです。
5年前の朝に起きると父が興奮気味にアメリカで飛行機がビルに突っ込んで大変なことになってると語ってくれたのを思い出します。
この事件以降イラクへの報復攻撃や自衛隊問題などさまざまな問題がおきました。
戦後世代の自分たちは戦争というものを全く知りません。
知っていてもテレビや歴史で学んだことだけの知識だけです。
戦争被害にあった人たち、その子孫までもがいまだに抗議を続け、戦争を知らないものが知らないものを責めるというおかしな図式ができあがっています。
それほど戦争というものは人の根幹をも変えてしまうということでしょう。
正直戦争なんか知りたくもないし、もし自分に子供ができても知って欲しくないものです。
でも現実は見たくなくても見せようとしてくる。
我関せずではいられないのです。
人の歴史は戦争の歴史とも言います。戦闘によって進歩した科学技術もあります。
でも、やっていいものといけないものの区別はつくはずです。
悲しみが悲しみを生んではいけないのです。
戦争を完全になくすことはできないでしょう。
今世紀中は我々の手で戦争を起こさない努力をしなければならないと思います。