ゲームのこれから

今日から東京ゲームショウ2006が幕張メッセで3日間開催されます。
今日はビジネスデイということで招待された方のみの参加ですが、明日から2日間は一般参加も可能です。
そういうわけで、今日から3日間今年後半から来年にかけてのゲーム商戦について少し考えていきたいかと思っています。


現在ゲームハード業界は大きく二つに分かれています。
一つはソニー、もう一つは任天堂です。
しかし、この二つの会社の現在の主力は大きく異なっています。
ソニープレイステーション2を主力とするテレビにつないで遊ぶいわゆる据え置き型機を中心に展開していますが、かたや任天堂ニンテンドーDSを主力とする携帯ゲーム機を主力としています。
プレイステーション2は既に発売から6年がたち、大手ゲームメーカーから数多くのソフトが発売されています。
いまだにソフトは出続け、現在のゲーム業界で一番のリリース数を誇っています。
一方ニンテンドーDSは発売から2年弱であるが相当数の売り上げを誇り、ニンテンドーDSライトはいまだに入手が難しいほどの人気振りである。
据え置き機、携帯機でのシェアをそれぞれが誇る二つの会社であるが、それぞれの会社はそれぞれ据え置き機、携帯ゲーム機を出している。
ソニープレイステーションポータブル任天堂ゲームキューブがそれである。
しかし、両方とも業績は伸び悩んでおり、向こうの会社にシェアを持っていかれている感がありありと浮かぶ。
かつてプレイステーションドリームキャストニンテンドー64が三つ巴を繰り広げていた時代は終わり、今パワーバランスは完全に片方に寄りかかる状態になっているのだ。
セガはゲームハードからの撤退をしてからもうだいぶ時がたっている。
このまま業界の独占状態が続くかと思いきや、今それが崩れる時がまた来ようとしている。
それが今年の後半、年明けに起ころうとしているのだ。


続きは明日。