ちょこッとコラム4

コミケも終わり、ほっと一安心と言う人も居そうです。参加した方お疲れ様でした。
さて今日もオタクと街について書こうかと思います。
が、前回書こうと思ったことからあぶれたネタを出しただけなので短くなっています。出がらしといいますか再利用といいますが。
そんな感じなのであらかじめご了承を。


タクの街として秋葉原と同じ時期から親しまれてきたのが中野である。
中野とは言っても町全体がオタク街として育っているわけではなく、ある一箇所だけがオタク向けの施設となっているのである。それが中野ブロードウェイだ。
10階建てのビルの地下1〜4階は商業施設、そこから上は住宅施設となっている。
地下1階と1階は食品、日用雑貨などを扱う店舗が軒を連ねる商店街となっているが、2〜4階は漫画、アニメ、おもちゃなどオタクが好む店舗が半数以上密集しており、「オタクビル」とも呼ばれる。
漫画専門店として有名な「まんだらけ」はこのブロードウェイから店舗数を増やしていった、まさにオタク文化を語る上では外せない場所であるといえる。
近年ではアキバのマスメディアの取り上げ方、再開発、顧客層を嫌いこちらに移転してくる店舗もあるようである。


らに最近になって街がオタク街となってきた例もある。それは立川である。
東京から西に離れた立川市のメインとなる駅、立川駅の周辺には家電量販店ビックカメラの大型店舗があり、その周りにはアニメイトゲーマーズなどのオタク向けショップの存在している。
今年5月にドール、フィギュア、模型の大手であるボークスショールームを開いたこともありオタク街として発展していくのではないかとの声もある。


のようにオタク街はアキバを離れ都市郊外へと進出してきているようにも見受けられる。
オタク街のドーナツ化現象がこれから起きるのか、一つの研究テーマとして非常に興味をそそられるものである。