ブログを続けよう

複数回にわたってブログについて考えてきましたが、今日で最後になります。
最終回はブログを続ける意味について考えて行きたいと思います。


ログは自身を公開し、さらすことを読み手に伝えることがその大きな目的であることは今回まで述べてきた通りである。
日記であれ、ニュースへの考えであれ、自分というものを前面に押し出すことによって読み手の興味や好奇心を持たせ見られることが重要なのである。
しかし、小学校の夏休みの日記を例に見るまでもなく人によってはなかなか長続きしないのがその最大の難点であろう。
忙しい、気分が乗らない、面倒くさい、さまざまな理由があると思うがいずれも自身がその原因であることがほとんどだ。
継続は力なりとはよく言ったものだが言うは易し行なうは難し、なかなか続けることが出来ない。
かく言う自分も非常に飽きっぽい上に三日坊主になることがほとんどである。
ではどうやったらブログを継続することができるのだろうか。


ら6つのブログを管理するサイバーローグ研究所の大橋悦夫氏はブログを続けることについてこのように述べている。
まず一つ、「ブログを書くことを生活の中に取り入れる」
歯を磨いたり食事を取るように習慣的にブログを書くことを生活の一部に取り入れることで書かざるを得ない仕組みを作るのだという。
大橋氏は指定した時間が来るとブログを書くためのテンプレートが表示されるようなツールを使いブログを書くように促していると言う。
スケジュールの中に「ブログを書く時間」というものを設けるのだ。


う一つはネタ帳を作るのだと言う。
「何かを思いついたらネタ帳に書き、貯まったら切り張りして使う」
ここで重要なことは単語単語を書くのではなく3〜5行の文章を書くということだ。
これは梅棹忠夫が「知的生産の技術」という著書の中に著していた発見の手帳という方法であり、自分も先生から勧められたことがある。
元はレオナルド・ダ・ビンチが創始したものであるとされるが、知的情報を貯め練り上げる頭を使う職業の人間は必ず行っている必須のことであると言う。
一日に一回はこの作業を行うことが重要である。


して最後はテーマ選びだと言う。
最初から厳選して書くのではなく、とりあえず書いてみて一週間書いたら見返してみる、その中で繰り返し登場する話題などを掘り下げていく。
こうすることにより全体像を広い視点で見ることができ、質だけではなく自身の向上にも繋がっていくと言うのだ。


続することはなかなか難しい。
しかし、それを習慣づけて苦にならないように工夫することが続けることの第一歩になる。これは何事に関しても同じことが言えよう。
毎日新たな発見、気がついたことを少しメモするだけで自分と向き合うことも出来るし、何かをやろうというときのヒントにもなりえる。
特に就職が近く迫っている自分には大切なことなのではないかとひしひしと感じた。
ブログを続けることの意味をもう一度考えて、このブログも続けていけたらと考えています。

どうしてブログは三日坊主になる? - ITmedia NEWS