SkeedCast

前回Winny開発者金子氏の裁判の記事を紹介したが、今回はその金子氏が開発に携わっている新しいP2Pソフトウェアの紹介をしたい。

全く新しい次世代のコンテンツ配信システムです。
コンテンツを保有するレーベルやプロダクション、制作会社、テレビ局等が自分達のホームページから、お客様へ直接コンテンツをデリバリーするネットワークです。 安全で快適に映像コンテンツをダウンロードして楽しめます。

以上はSkeedCastのサイトからの抜粋である。
アップロードとダウンロードを別のソフトに分け負荷の分散をしたり、IDの導入など商用利用を目的としたP2Pソフトとして開発を進めているようだ。
Winnyの技術を応用していると公言しているが、著作権や情報漏えいに関してはセキュアなものになる。
クライアント/サーバ型の形を取るようだが、将来的には追いつかず個々の端末が直接通信する形になるとしている。
クリアすべき課題はたくさんあると思うが、今後このように技術を埋没させること無く活用していく例が増えていけばいいと思う。

IIJ、Winnyを応用したP2P型コンテンツ配信「SkeedCast」を本格展開へ
http://www.skeedtools.com/